2013年07月22日

全校行事「民俗の日」

夏休みを直前に控えたウリハッキョ。一般的には授業、試験を終えた後は社会見学や誕生日会、クラスの時間など、課外活動が行われる時期ですが、ウリハッキョでは全校をあげて小さな小さな「ミョンジョル」を楽しみます。

数年前から実施されたこの「民俗の日」。幼稚班から6年生、そしてソンセンニムまで全員が集まって行われます。メインは「ゲーム遊び」。これが響きは単純に聞こえますが、3歳児から12歳までが一緒に楽しめる遊びというのは非常に非常に難しいのです。幼稚班に合わせれば小学生が単調な動き、小学生に合わせれば幼稚班には難しすぎると、こうなります。

それでも「1人は全体の為に、全体は一人の為に」これがウリハッキョのスローガンであり、絶対に譲れない教育の信念です。ソンセンニム達は頭を振り絞りました。その結果、たどり着いたのは【チンノリ】(陣遊び)。

単純なゲームですが、奥が深い。ヘラヘラしていてはすぐさま失格になっていしまいます。
小学生、特に高学年生は真剣そのもの。ユチバンオリニ達も彼らなりに頭を使い、ゲームを楽しみました。

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このように、上の子が下の子を助け、下の子は上の子を見て学ぶ。ある意味では一番誇らしいウリハッキョの姿です。現在、社会問題になっている新成人の「人間力」。ただ仕事をこなすだけであれば機械で事足ります。大人たちが忘れている「人と人との触れ合い」。それがこの小さな運動場に溢れているのです。
子ども達の姿を見ながら、教員こそ、常にこうあるべきだと、こうありたいと感じました。
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2013年07月06日

モンダンヨンピル公演in大阪

去る7/5(金)東大阪市民センターにてモンダンヨピル公演in大阪「朝鮮学校ええじゃないか」が行われました。総合司会を務めるのは我らがクォン・ヘヒョ氏!実は一年前にウリハッキョにも訪れ(2012年度クムナムの記事を参照)、本当に精力的に活動されている正にスゴイ方です。そしてその通訳としてとなりにたったのは、これまたウリ城北青商会で活躍されているキム・スニ氏です。

公演は本当に素晴らしいの一言以外出せないような出来栄えでした。日本学校と違って文化祭に芸能人が来るなどが基本的にないウリハッキョの学生たち。そんな彼らが他人の目も忘れてノリノリになる姿は言葉にできない複雑なものを感じました。ほんの少しの恥じらいと、申し訳なさと・・・。
今日の情勢が激化する中でますます難しいウリハッキョ。しかし我らにはこんなにも頼もしい、優しい、熱い同志たちと固く結ばれているのです。どんなに嬉しい事実でしょうか。
ウリ民族最大の所願であり、未練であり、目標である祖国統一。立ちはだかる壁は高く険しいものですが、何も恐ることはありません。この日の舞台の上では、統一されていたのですから。

写真はフィナーレ。「主役は子ども達だ」と学生を舞台に上げたクォン・へヒョ氏の男気に拍手です。(画質が悪くて申し訳ありません)

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2013年07月03日

番外編

午後3時過ぎ。低学年、幼稚班の乗る下校バスが出発し、今日も無事に終わったとほっと一息なウリハッキョ。そんな中、校門の外でドゴッという鈍い音が聞こえました。
間もなく「えーん、えーん」という子どもの鳴き声。何事かと慌てて飛び出すと、二人のアジュモニに介抱されている男の子の姿が。
名札をみると小学校一年生のようです。どうやら自転車でのハンドル操作を誤り、道路の溝にはまって転んでしまったようです。幸いにも大きな傷はなく、歩くにも支障はありませんでした。
が、孤独な下校路での単独事故。群がるのは見知らぬおばちゃんとおじさん。どんなに不安だったでしょうか。言葉にならない魔物に押しつぶされそうだった事でしょう。傷口の消毒をしてバンドエイドを貼ると、涙をすすりながら歩いて行ってしまいました。

翌日。私が校門をホウキではいていると、彼がやってきました。
「先生、昨日はありがとうございました。」と言いながらペコリと頭を下げ、友達のもとへ元気に走っていきました。

なんと気持ちのいい子でしょうか。一年生が見知らぬ人間にここまで義理を通せるということは家庭や学校で素晴らしい教育を受けているに違いありません。

心の教育が最大の魅力である全国のウリハッキョ。学校内や身内での態度は当たり前とし、その外での態度、姿勢で教育の程度が現れるのです。それをもう一度、思い知らされました。
教職員一同、常に精進の心を忘れず、誠意と良心をもって子ども達と接していきたいものです。
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